EDとは
EDは、男性の性機能障害の一つであり、勃起不全を指します。 血管や神経系、心理的な問題、薬物の副作用などが原因となって発生します。また、加齢や生活習慣の変化が原因の場合もあります。心理的健康への影響を与えるだけでなく、パートナーとの関係にも影響を与えるため、重大な問題とされています。早期発見と治療によって、EDの影響を最小限に抑えることができます。
ED治療の方法
EDの治療法には、心理療法、薬物療法、器具を使った療法、手術などがあります。適度な運動、食事の改善、ストレスの管理などで改善することもあります。薬物療法では、バイアグラやレビトラ、シアリスなどのED治療薬が使われます。器具を使った療法には、勃起のためのポンプ式の器具や、陰茎に装着するリングなどを用いた療法が主流となっています。手術の場合、陰茎の血管や神経の修復、または陰茎移植を行います。ED治療は、個人の状態に合わせた治療法を選択し、正確な診断と専門医の指導のもとで行う必要があるため、一人で悩まずにお近くの病院や専門のクリニックで診察を受けることをお勧めします。
ED治療薬の種類
シルデナフィルは、ED治療に使用される医薬品で、PDE5阻害薬と呼ばれる種類の薬剤です。陰茎の血管を拡張し、血流を増加させることで、性的刺激がある場合に勃起を促進します。商品名はバイアグラで、1998年に承認されました。服用後30分か1時間程度で吸収され、3〜6時間持続します。副作用は頭痛やほてり、消化不良などが報告されています。また、硝酸薬との併用は禁忌とされています。
バルデナフィルは、2004年に承認されたED治療薬で、先発品の商品名はレビトラです。服用後15分から30分程度で吸収され、5~8時間持続します。シルデナフィルと同じく副作用は頭痛やほてり、消化不良などが報告されていますが、頭痛の頻度は低めというデータがあります。
タダラフィルは、2005年に承認されたED治療薬で、先発品の商品名はシアリスです。服用後1~2時間程度で吸収され、24〜36時間持続します。タダラフィルはED治療以外にも前立腺肥大症の治療として使われています。他のED治療薬と同じような副作用があります。
アバナフィルは、国内では未承認ですが、海外では2012年に承認を受けたED治療薬です。日本の田辺三菱製薬が開発しましたが、海外の会社にライセンスが移行しています。商品名はステンドラで、服用後15分程度で効果が発現し、6~8時間の効果が持続します。他のED治療薬と同じような副作用があります。メーカーからは食事の影響を受けないと発表されていますが、食事の影響は多少受けるとの報告があります。
ウデナフィルは、国内未承認ですがアジアの東亜製薬が開発したアジア人向けのED治療薬です。商品名はザイデナで服用後30分から1時間程度で効果が発現し、12時間から24時間持続します。他のED治療薬と同じような副作用がありますが、症状や頻度は軽度になりやすいです。しかし、ED治療薬には相性があるため副作用だけを気にして選ぶのはお勧めしません。
ED治療薬はどこで買えるのか
ED治療薬は一般的な病院であれば内科や泌尿器科、美容外科などで処方されています。
国内で国内製ED治療薬の医師の診察なしでの通販は禁止されており、たとえ医師が出していたとしても診察なしで医薬品を郵送することは違法で処罰されます。
ただし、通販でのED治療薬の入手がすべて違法なのではなく、海外製のED治療薬であれば個人輸入や輸入代行は合法です。しかし、個人輸入の場合6割程度に偽造品が混入するとされているので過信は禁物です。もちろん正規ルートやきちんとしたルートで正規の薬剤を輸入できていれば問題ありませんが、個人輸入では正規ルートで輸入することは難しい為あまりお勧めできません。
ユナイテッドクリニックではED治療薬の処方について医療機関を受診することをお勧めします。
当院もED治療・AGA治療を専門としたクリニックですので、医師の診察のもと、各種ED治療薬の処方が可能です。愛知県付近、特に名古屋市周辺でED治療薬をお求めの際はどうぞお立ち寄りください。