ED・早漏治療／薄毛・AGA治療の悩みならユナイテッドクリニック名古屋駅前院

ユナイテッドクリニック名古屋駅前院では、ED(勃起不全)治療、PE(早漏)治療、AGA(薄毛)治療を行なっております。他にもメタボ・メンズダイエットに有効なゼニカル(オルリファスト)、スーグラ(イブラグリフロジン)、サノレックス(マジンドール)も取り扱っています。またダイエットに補助的な効果をもつグルコマンナンの取り扱いをしており、ダイエットピルやダイエット補助サプリメントでしっかりとしたメディカルダイエットを行う事が可能です。

今回は、選択的SGLT-2阻害薬「スーグラ」についてお話させていただきます。スーグラとは一般名をイプラグリフロジンといい、日本では2014年1月に製造承認を得たII型の糖尿病に適応のある薬です。朝食前・後に1日1回1錠を飲むことで、血液内の血糖値を下げる効果があります。スーグラは新薬に該当するため、厚生労働省により2015年5月までの1年間、1回14日分を限度の処方制限がありました。そして、2015年5月以降、スーグラの処方日数制限は解除され、長期処方が可能となりました。スーグラがいつから長期処方解禁になるのか期待されていた方には朗報だったと思います。

スーグラの作用と効果

スーグラは糖の再吸収を阻害する作用があり、その副次的効果として体重減少が期待できる薬剤です。

糖尿病とは

尿は腎臓で作られ、尿管を通り膀胱から体外へ排出されます。最初に腎臓で作られた原尿には、糖やアミノ酸など人間が活動する上で必要な栄養素が含まれいます。貴重な栄養素を尿として排出する訳にはいかないので、原尿が尿管を通って膀胱にたどり着く間に、尿内の栄養素は血管内へ吸収されます。この作用が再吸収と呼ばれるものです。通常は再吸収が行われているため、排出された尿の中から糖分が検出されることはありません。しかし、糖尿病患者は血液中の糖濃度が高く、体内の糖分が過剰に余っている状態です。そして、原尿に含まれる糖分の量も健康な方に比べ多くなるので、全ての糖を再吸収することが出来ません。その結果、排出した尿から糖が検出されるようになります。この状態を糖尿病と呼びます。

スーグラの作用

尿管の中でも腎臓に近い尿管を近位尿細管といいます。近位尿細管には、糖を再吸収するための輸送体が存在します。この輸送体をSGLT-2と呼びます。SGLT-2が原尿に含まれる糖を認識し、血液中へと放出するのです。糖の再吸収の90％は近位尿細管内のSGLT-2が行うと言われています。つまり、SGLT-2の働きを阻害すれば原尿内の糖の多くは血管内に再吸収されることなく体外へ排出されます。その結果、尿から糖が排泄されるようになり、排出した糖の分だけ血糖値を下げることができます。スーグラは、SGLT-2の働きを阻害することで余分な糖を尿と共に排出し、血糖値を下げることで糖尿病を治療する糖尿病治療薬です。

スーグラの効果

糖尿病治療薬として開発されたスーグラですが、正常な血糖値の方の体重減少効果が認められており、ダイエット効果が期待できます。スーグラの効果として100mgを1日1回服用すると糖尿病患者では100～120g/日、健康成人では55～60g/日の糖を尿中に排泄します。kcal換算(1g=4kcal)で考えると、健康成人でも240kcal/日を尿中に排泄します。そして、1ヶ月スーグラの服用を続けた場合、1kg以上の内臓脂肪が減少していることになります。国内臨床試験のデータ（16週服用）では50㎎の服用群でも2～3㎏の体重減少を認めました。効果の高い方では10㎏以上の減少も見られますが、約24週程で横ばいになります。ウエスト周囲径では平均1～2㎝細くなるとの結果が出ています。

スーグラはあくまで糖尿病治療薬なので、ダイエット目的で使用する場合は保険の適用はありません。しかし上記の臨床試験の結果から体重減少効果も期待出来る薬剤です。また、スーグラを服用しているからといって、暴飲暴食していては意味がありません。栄養バランスに優れた食事を適量摂取し、適度な運動も取り入れて健康的な身体を取り戻しましょう。

スーグラの副作用・服用時の注意点

スーグラの主な副作用としては脱水・頻尿・口の渇き・便秘・膀胱炎・感染症などがあります。SGLT‐2阻害薬を服用すると、糖分と尿を一緒に排出します。通常より多くの糖分が混ざった尿は、浸透圧の関係で尿の量が増加します。そのため、水分不足の身体が脱水症状を起こす可能性が高くなります。スーグラ服用中は、意識的な水分補給を心がけましょう。また、尿の中の糖分が通常よりも多い状態が続くため、雑菌が糖分を餌にして繁殖し、膀胱炎などの尿路感染症(特に女性に多い)や、性行為関連の感染症が増えるといわれています。ただ、日本人は入浴の習慣があり、清潔にしているためかスーグラを服用していても尿路感染を生じる確率は低いです。

また、スーグラ服用中の飲酒は極力控えるようにしましょう。アルコールの分解には大量の糖が使用されます。スーグラの服用で体内の糖分が少ない状態で多量の飲酒をしてしまうと、低血糖の症状が出る恐れがあります。もし低血糖によりめまいなどの症状が起こった場合には、糖分が多めに入ったジュースを飲むなどの糖分の補給をしてください。そして、前述の通りスーグラには利尿作用があります。なので、夜や就寝前にスーグラを服用すると夜間頻尿や就寝中の脱水症状に繋がる危険性があるのです。そうした事象を回避するため、スーグラは朝の服用と設定されています。

スーグラの併用注意・併用禁忌薬

飲み合わせについては、スーグラとの併用が禁止されている「併用禁忌」の薬はありません。しかし、薬の併用する際に注意が必要な「併用注意」の薬は存在します。特に併用を注意する薬として考えられるのは、他の糖尿病薬です。特にスルホニル尿素剤や速効型インスリン分泌促進剤、インスリン製剤はインスリン分泌またはインスリンそのもの」を増やすため、併用によって低血糖が表れやすくなります。

メタボ対策・ダイエットのご相談はユナイテッドクリニック名古屋駅前院まで

当院ではED治療薬、早漏治療薬、AGA治療薬以外にも、サノレックスをはじめ、ルセフィ、ゼニカル(オルリファスト)などのダイエットピルの処方も行っております。少しでもご興味を持たれた方は、診察料は無料になりますので、是非お気軽にご来院の上、当院医師へご相談ください。

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